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セカンドオピニオン



乳がんと確定した途端、

術式はこれで良いのか?
(部分切除で変形はしないのか?全摘+同時再建の
方が良いのでは?)

出産は出来るのか?

この病院で治療を続けるべきか?
(手術するなら手術件数が多くて、10年生存率がより
高い病院の方が良いのではないか?)

等、様々な疑問がわいてきた。


ネットや本で色々情報を集めても不安は拭えない。
参考にはなるけど、がんの種類やサイズ、レセプター
人によって治療法はマチマチ。

他の病院の先生の意見を聞いて納得した上で手術を受け
ようと思いセカンドオピニオンを受けることに。

どの病院にしようか迷って何件かあたってみたのだが、
人気の高い病院&先生だとかなり先にならないと予約が
取りづらい。
(もし転院することになった場合、手術までかなり待つ
ことになりそう。)


結局健康診断を受けたP病院で

「自宅から通いやすいのでは?」

と薦められたK病院(都道府県がん診療連携拠点病院)に
決定。


紹介状を書いてもらう際、主治医の先生が

「レントゲンの画像はデータで渡す病院も多いみたい
だけど、ウチはまだフィルムなのよね。MRIも機械が
古くて画像の精度が低いから恥ずかしいんだけど…。」

確かにマンモの機械も人間ドックのP病院とは比べもの
にならないぐらい古かったけど、MRIもですか…。

この病院に来た時はまさか乳がんと診断されるとは
思っていなかったけど、手術&治療を受けるので
あれば設備の良い病院で治療を受けたいというのが人情。

実際治療にあたるのは人間というのは解っていても、
主治医の口からそんな話を聞くとこの病院で本当に良い
のかと心が揺れる。

レントゲン写真(P病院の画像もあるのでかなりの重さ)
を持って、K病院へ。

受付でポケベルを受け取り、乳腺外科のあるフロアへ。

セカンドオピニオンは一般の診療とは別枠で取ってる
為、待っているのは私だけ。

しばらくして、診察室に呼ばれる。

私と同年代ぐらいと思われる女医さんでした。

レントゲンと組織診の病理報告書?を見ながら私のがんの
状況、今後考えられる治療について紙に書きながら丁寧に
説明してくれました。

思い描いていた告知はまさにコレよ!!

と思いながら頷いていたら、核の悪性度がグレード3
であることが判明。


「!?」


主治医の先生に質問したら、切ってみないと正確なことは
わからないと言っていたのに…。

不安にさせまいと思って濁してくれたのかも知れないが、
良いことであれ悪いことであれ、知りたいタイプなので
この先生の方が自分に合っているのかもと心が揺れました。

術式については、くり抜きはやはりNGで部分切除
(1/4程度切除)で大丈夫だろうとの事。

同時再建もやっているので、興味があれば事前に院内の
形成外科で話を聞くことも可能ということでした。

出産に関しては、治療が済めば可能。
若いから大丈夫だと思うが生理が戻らない場合もあり
強く子供を望んでいる場合は受精卵を冷凍保存する
方法もあるが、院内に産科が無いので紹介状を出す
との事でした。


最後に転院について聞いたら

転院した場合は再度検査をしなおしてもらい、
手術は10月末~11月頭ぐらいに取れるだろうという
ことでした。


転院するかどうかはさておき、1時間みっちり話が
出来たことで気持ちは随分落ち着きました。


告知から2週間。

平静を装って会社に通っているものの、大病にかかった
こともなければ手術も初めて。

しかも、癌だなんて…。


事実は事実として受け止める。


早期で発見できて不幸中の幸い。

人間ドックを受けてよかったと心から思います。





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告知



人生初の人間ドックの受診から約40日が経過した
2009年8月19日。
針生検の結果(=乳がんか否か)を聞くために病院へ。

予約は午前中なので、午後は出社しようとも思ったが、
「乳がん」と告知された際の精神状態を考慮して事前に全休
を取得。

素人目に見ても疑わしいと思われる超音波の画像、
今までの診察での先生の表情。

覚悟はしていたけれど…。

診察室の椅子に座ると先生は私の目をじっと見て一言


「残念だけどやっぱり乳がんでした。」



「…。」



やっぱりショックでした。

まだ初期であること
術後の補助治療も含めて治療が5年に及ぶこと
など説明してくれたが心ここにあらず

とりあえず診察室を出て夫に電話。淡々と事実を告げる。

その後母親に電話して、心配を掛けまいと初期であること
を強調して先生が言った内容と本やネットで見知った情報
を伝える。

母が、「父親に電話を代わる。」と言ったのだが
男である父親に乳がんであると伝えることが辛くて
「同じ内容をもう一度話すのも辛いので、
母から伝えてもらいたい。」と告げて電話を切る。

病院からターミナル駅に向かうバスに乗り、
「全休を取っておいて良かった。」とか考えていると自然と
涙がこぼれてきた。

「何故、自分が乳がんに?」
という考えても仕方が無い問いかけを打ち消して
「とにかく病気を知らなければ」
と本屋に向かい、告知前に購入
をためらった乳がん関連の書籍と母親と行きたいと話していた
沖縄旅行のガイド本を購入。

沖縄旅行のパンフレット、お菓子、日用雑貨、英会話のCD等
思いつくままに手に入れて帰宅の途についたのでした。



表紙の親しみやすさ、厚さに惹かれて購入した本。

乳がん大百科乳がん大百科
(2008/10/09)
南雲 吉則

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細胞診&針生検



再び診察室に入ると先生の机の前にレントゲン写真が
貼ってある。

よくテレビで見るシーンみたい。と思いながら椅子に
座る。

前回の診察時に撮ったマンモと超音波なんだけど、
やっぱり、左胸外上の方に小さなシコリが見える。
マンモでも石灰化が見られる。

画像だけでは判断できないので細胞を取って調べる
ので衣服を取って診察台に横になる様言われる。

胸に針を刺すなんて始めての経験。
さぞ痛いだろう。当然麻酔はするだろう思って
聞いてみたら、

細胞診用の針は細いからそれほど痛みは無い。
麻酔も針を刺すから2度刺すより1度で済んだ方が
いいでしょ。とのコト。

針を刺すときはさすがに痛かったが、想像していた
より痛みは少なかったです。

診察台から起き上がろうとしたら、

「時間があるようなら太い針の検査もやっていく?」
と聞かれる。

仕事も何度も休みづらいのでまとめて検査していく
ことに。


針生検の方は麻酔をするとの事。
(だったら細胞診の前に打ちたかったよ…。)

何度か感覚があるか質問される。

針の太さはボールペンの芯ぐらいと聞いていたので
僅かな感覚も逃すまいと思って神経を研ぎ澄まし
「まだあります。」と答えていたら

「通常の3倍の麻酔薬を使ったからもう打てない。」
と言われる。

「バチンと大きな音が鳴るけど動かないでね。」

ガンタッカー(ベニヤにも針が打てる大きいホッチキス)
のような音が聞こえたので驚いたが、衝撃だけで痛み
は全くナシ。

「乳腺が硬いから取り辛い。」と言われ5、6回打たれる。

麻酔をたっぷり打ってもらってよかったと思いながら
衝撃に身を委ねる。

内出血する場合があるからと厚いガーゼを当てられた
上に過剰なテーピングを施され5分間の安静を指示される。

待っている間
実は今日、腋の永久脱毛の予約が入っているのだが行って
も良いかと聞いてみたら

行っても問題は無いけどガーゼについて何か聞かれるかも
しれないけど大丈夫?
との返答。

「次は何時来られる?」と聞かれたので
出来るだけ早く結果を聞きたいと告げたら、19日(8日後)
に来る様言われる。

診察室を出る際、
「乳がんの可能性はどの位ですか?」と質問したら

「極めて疑わしい。ただ、万が一乳がんだったとしても
初期なので良かったという言い方は変だけど、心配しすぎ
ないで。」と言われる。

その時の先生の目が、乳がんだと言っている様な気がした。

バスに乗ってターミナル駅に移動すると、母親から着信が。

人間ドックを受けた事、再検査になったことを知っていた
ので今日の検査の内容を話し、
「多分大丈夫だよ。」と言って電話を切る。

気分転換に服を購入。

馴れない検査で疲れていたので脱毛はキャンセルしようか
とも思ったのだが、家に一人でいるよりは気が紛れると
考え直して行く事に。

時間つぶしの為、お茶を飲みながらエステの会員カードを
見ていたら、当日キャンセルの場合のキャンセル料は
ピンクリボンに寄付されるらしい。

診察前に読んだ おにいさまへ… 1 (中公文庫 コミック版 い 1-43)
に続き、乳がんであることを示唆しているような…。

とにかく8日後にはハッキリする。

乳がんじゃなければ良いけど。。と祈らずにいられません。




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MRI検査



有休を取って大学病院へ。

本日の診察内容:MRI&細胞診

待ち時間に備えて購入しておいたマンガを読みながら
待っていたのだが、1巻を読み終えても呼ばれる気配
はない。

2巻を読みすすめラストに近づくにつれ平静ではいられ
なくなる。

なんと、サブキャラの一人が高校生の若さで
乳がんの手術 を受けていたことが判明!!

待ち時間を少しでも気楽に過ごそうと、マンガを持って
きたというのに何たる衝撃。

気晴らしになるようなマンガを読もうと思い、
昔の同僚(マンガオタク)が薦めていたのを
ふと思い出して購入しただけなのに!!

この偶然が、私の乳がん疑惑をさらに強める結果と
なり…。

一人悶々としてたら、診察室に呼ばれる。


「まずはMRIを受けてもらいます。検査室は…。」
と説明が続く。

「細胞診が先ではないんですか?」
と前回の診察時ともう一度同じ質問をすると

「針を刺す前の方がMRIが綺麗に撮れる。
万が一乳がんだった場合、より正確に広がりの判断が
出来るから。」
という返答でした。

多分乳がんだから広がり具合を正確に判断する為に
先にMRIを撮るっていうコト?

悶々としながら診察室を出る。

MRIの検査室に移動し、検査着に着替えた後造影剤を
注射される。

MRIが設置された個室に入り間近で装置を見ると…。

想像していたより狭い?

しかもうつ伏せ?

検査方法の説明の後、
「音が心配な場合はヘッドフォンを付けても良いが
 付ける人は1割程度。」
といわれる。

音はそれほど心配ではないが、
閉所恐怖症の気があるのでそちらが心配と告げると

「何かあったらこのブザーを押してください。
ただ、一度中断すると最初からやり直しになるので
我慢出来そうな場合は我慢してください。」

と言われる。


やり直しだけは避けたいと思って楽しいことを考えよう
と思っていたら、ダウンタウンの笑ってはいけない病院
のMRI検査を思い出してしまい笑いそうになる。

工事現場のような音と形容される音に関しては、電子的
な音だったので、それほど気にはなりませんでした。

服を着替えて乳腺外科の診察室に戻ると、混んでいた
待合室は数人の患者を残すのみになっていました。

再度マンガを開き、最後まで読破。

飛ばし読みしながら時間を潰していたら、私の名前が
アナウンスされました。

次は細胞診です。


問題の本↓

おにいさまへ… 1 (中公文庫 コミック版 い 1-43)おにいさまへ… 1 (中公文庫 コミック版 い 1-43)
(2002/05)
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おにいさまへ… (2) (中公文庫―コミック版)おにいさまへ… (2) (中公文庫―コミック版)
(2002/06)
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不安



乳がんについて知れば知るほど不安は高まるばかり。


乳がんリスクが高い人チェックリストによると

<女性ホルモンに関係した要因>
□ 初潮が早い(11歳前)
□ 出産の経験がない、または 初産年齢が高い(30歳前)
□ 閉経が遅い(55歳以上)

初潮は11歳。出産経験ナシ。当てはまっていると言えば
当てはまってる気が…。

<食生活に関係した要因>
□ アルコールをよく摂取
□ 肉類、動物性脂肪をよく摂取する人

主な食物は炭水化物と肉。乳製品も好みます。
野菜は嫌いじゃないですが、サラダは 葉っぱや草と
呼んで、自分からは進んで食べないし…。

<遺伝に関係した要因>
□ 母親や姉妹に乳がんになった人がいる女性。

母は大丈夫だけど。


他にも喫煙なんかも影響しているらしいし…。
禁煙して3年になるけどそれ以前は十数年吸ってたし。

乳腺が硬いとなりやすいというのも読んだし…。

おまけに素人目にもヤバそうだった超音波の画像が
ネットで見つけた悪性腫瘍の画像に似ていることが
判明!!

いよいよホントに乳がんかもと思って治療法について
調べていたら、化学療法が必要な場合は脱毛すると
いう事実に直面。

そろそろ美容院にも行かなきゃと思っていたので
その流れでネットサーフィンは髪型のチェックに移行。

いずれ髪を失ってしばらくは自由な髪型に出来ない
という思いから、気になりつつも社会人としてどうか?
という派手目な髪型ばかりに目が行く。

どうしてもソフトドレットがかけたくなり、年齢的に
いかがなものか?と思いつつ勢いで美容院に電話する。

すぐにでも行きたかったのだが
お盆休みに相方の実家に行く事になっていたので
予約はお盆明け週の土曜日にした。

その頃には白黒ハッキリしてるんだろうなぁ…。

お~、怖い怖い。





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プロフィール

MOMO

Author:MOMO

結婚してはや5年。
DINKSとして自由を謳歌してきたが
気付けば高齢出産と言われる年齢に…

そろそろ子供でもと考え始めた矢先、
若年性乳がんと診断され…

まずは再建!!
あわよくば出産!!

<近況>
ベランダで植物と戯れてます。
気が付けばベランダー。

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